ぐるりが大事にしていること

 

 

 

この世界には、いろんな人たちがいる。

こども、背の高いひと、目が見えないひと、細いひと、筋肉むきむきのひと、車イスで歩くひと、耳や鼻やおへそに穴をあけているひと、お年寄り、言葉でないもので話すひと、女のひと、男のひと、どちらでもなくてどちらでもあるひと、音が聞こえないひと、金髪の髪のひと、猫背なひと、肌の色もまちまち。

でも、ふと見渡すと、似た者同士の人たちばかりで集まって小さな世界に閉じこもっている。

「だって楽だもの、必要ないじゃない」

そんな留まった日常が、一人一人のなかに偏った見方、思い込みのバリアを育てていく。

それは生き方、進み方を決め込んで、自分を窮屈にしていくことにつながっている。

 

なにか問題に出くわした時、チカラをくれるのは選択肢をたくさん持っていることと、柔軟でいること。

それにはたくさんの他人が必要ね。

自分とはちがう、多様な人と出会って、多彩な経験を重ねることは、思ってもみない恵みをもたらしてくれる。

自分を知ることにも通じている。

 

『ぐるり』はおまじない。

ぐるぐるぐるぐる

色とりどりの人たちをかき交ぜる

ぱちんぱちん ぴんぴん

素敵な化学反応の響きが聞こえる

 

ぐるりは、参加型体験などを通して、いろんなカラダのちがいをもった、多種多様な人たちが交ざりあう土壌づくりを目指しています。

そして、”みんなで元気になる循環”文化を地域に根付かせていきたいと思って活動しています。

 

 

 

 

 

代表のことば

 

 

わたしは

SMAスーツというものを着てうまれました

SMAスーツには『脊髄性筋萎縮症』という名前がついています

この遺伝子のマジックによって、立つことも歩くことも一度もないハンディスーツで生き延びる、というミッションが始まりました

 

「どうしてうまれてきたんだろ・・・」存在の不思議

「なんでわたしがSMAなんだろう」遺伝子の不思議

そこから何度も命の謎解きが繰りかえされ、今も問いかけはつづきます 

この世界の見え方をSMAが教えてくれました

 

 

生活のあらゆるシーンで介助がないと生きていけません

水も飲めない

トイレにもいけない

何万人という人たちに支えられ、

何百人という人たちに触れられ、抱え上げられ、刻まれてきた命の時間

たくさんの人とのかかわりがないと、紡げない生きるいとなみ

その精巧な縁の交わりのなか

人間ってなーに?SMAが語りかけてきます

 

 

繊細な船を、丁寧に冷静にメンテナンスしながら築く“暮らし”

そこからは風の向きや強さ、流れを予測するチカラも自然に備わります

 

 

わたしたちの目の前に迫ってきているもの

それは『無関心の渦』です

しだいに濃く、深くひろがっていきます

その渦は孤立を育て

一人一人を苦しめます

 

自分を守るため張り巡めぐらしてきたものは

足元をもろくしていきます

自分だけの物語では、立ち上がる力もわずかしかありません

 

やわな自分と向き合ったとき

自分を守ることは、固く握りしめることではなくて

ひらいて、交ざっていくことかもしれない

日常がヒントを示してくれます

 

 

支えることは支えられること

わたしが生き延びてきた文化のなかには、いくつもの素敵な価値があります

そのエッセンスをぐるり道で循環させていきたいと思います

 

 

 

 

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